みんな!春休みは『ドッグシグナル』を見よう!

2024年冬アニメ
© みやうち沙矢/KADOKAWA/NHK・NEP

先日最終回を大団円を迎えた『ドッグシグナル』。

めっちゃくちゃ面白かった!

しかしながら世間での反応は大きいとは言い難いものになっています。

そんな今だからこそ!私がここらで大声を上げるしかない!ドッグシグナルの素晴らしさを喚き立てるしかないのです!

一見、つまらなそう。というか序盤つまらん。

この作品最大の問題点がここ。「つまらない」ではなく、「つまらなそう」。

かくいう私も入りはそんなに期待感はありませんでした。

だって作画が…みんな少女漫画みたいな目してる…

作画が視聴者に対する強い導線になっていることは言わずもがなですが、正直いい印象ではなかったですね。

そんで見始めるわけですが…

というかその前に、放送開始が他の作品より2週くらい遅れてたのもよくない!大人の事情😭

そんなこんなで放送開始になりまして、満を持して視聴を開始しますが、

面白くない!丹羽さんだるそう!

見てないみなさんのためにストーリーを軽く説明しておくと、
彼女と同棲していて犬も飼っていた主人公の未祐ですが、急に彼女にフラれて犬だけが残ったんですけど、その犬が全くいうことを聞かず途方に暮れていたところに、ドッグトレーナーの丹羽さんとであい…みたいな話です。

最終回の視聴が終わった私としては、丹羽さん大好きですが、序盤はマジでだるいだけの人です。

しなしながらなぜこのような人間になってしまったのか、それを知った時、私は目頭が熱くなっていました。だるいキャラクターは覚醒したらアニメが一気に面白くなるというのは、みなさんもご承知の通りです。

ドッグトレーニング開始

このアニメが面白くなってきたと感じたのは個人的には4話目からで、ここから丹羽さんがドッグトレーナーとしての本領を発揮していきます。(物語序盤はドッグトレーニングの店がまともに開店しておらず、お客さんが来ない…)

私自身は犬を飼ったことがあるわけではないのですが、犬はほとんど白黒に見えているとか、犬種によって散歩の所要時間を変えたほうがいいとか、毎話毎話犬に関する新しい知識が出てきて結構楽しいんですよね。

更には人間から見たら奇妙な行動が犬にとっては主人を守る行動だったり、それが行き過ぎて飼い犬の自傷行為に繋がってしまったりと、様々な問題を丹羽さんが解決していきます。

丹羽君、やるやん…

この辺りから丹羽さんへの嫌悪感が薄れていき、毎話楽しく見られるようになります。

『家族』

飼い犬とは家族。だけど人間同士のようにコミュニケーションが取れないことはやはり障壁になっていて、そのせいで問題が起きてしまうというの想像に難くありません。

だからこそ、そこを乗り越えていこうとする飼い犬と飼い主のエピソードは熱くなるものがあるし、私も実際何回か泣いてます。

ほんとどこにでもいそうな人たちが各話キャラクターとして出てくるんですが、その人のバックボーンとか飼い犬への愛情とかが本当に尊く描かれています。

飼い犬と飼い主の愛に溢れたストーリーをぜひみなさんにも体験してもらいたいです。

最後に

犬のことを知れるアニメかなと期待して見始めたので、正直遥かに期待を上回るエピソード達によってで、今自分史上最も犬飼いたい!

昔までは猫のが散歩いらなくて楽かな〜とか思いましたけど、今は今だけは確実に犬派ですね。

まぁ私は『銀のさじ』を見ては農業高校いいなぁと思ったり、『だがしかし』を見ては将来駄菓子屋やりたいなと思ったりする、超感化されやすい人間なんですけどね…

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